坂の上の雲を掴め
軍港巡りの前に、ここに寄っていました。
1.
(Powershot G12)
横須賀にある記念艦「三笠」です。今から100年以上前、日露戦争で活躍した帝国海軍の旗艦。
東郷元帥と2ショットでご満悦の次男。脇のプレートには「皇国の興廃此の一戦に有り」の言葉が。
中に入れるんです、これ。
(EOS 40D + TOKINA AT-X107 FISHEYE 以下)
30cm主砲のデカさが分かるでしょうか。現代の護衛艦の12.7cm砲は軽自動車くらいの大きさだったと思うけど、100年前の砲塔のサイズにびっくり。遠い昔、強国だったロシアのバルチック艦隊を日本海海戦で撃破した主砲。
モっくんが主演したNHKの「坂の上の雲」を見た方も多いと思いますが、東郷元帥や秋山参謀が指揮した司令塔が主砲の上に見えますね。
そこからのアングル。
東郷元帥や秋山参謀も、この眺めを見ていたんだなあと、ちょっと感動。
左奥には、現在は米海軍の基地が広がっています。ここに入港するイージス艦や空母を今は静かに見つめているのでしょう。
水圧でぐるりと回して撃つ主砲、発射速度は2分に1発、有効射程は6kmくらいとのこと。現代艦の12.7cm砲は1.5秒で1発、射程は10kmで100発100中。100年分のテクノロジーの進化を改めて感じます。
側面にずらりと並ぶ副砲。猿島のあたりをにらみつけています。
大砲で殴り合う時代のフネは、装甲も分厚いです。飛んできたものは撃ち落とせ、という思想の現代艦は装甲は薄いので、100年前の方がある意味迫力はあります。
この後軍港巡り。軍艦の歴史を肌で感じた一日となりました。
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