Aircraft Carrier
海上自衛隊の横須賀基地のイベントで遠目に見たことはあったけれど、今日は初めて割と間近に見ることが出来ました。
(Powershot G12)
米海軍、世界最強と言われる第七艦隊の航空母艦、ジョージ・ワシントンです。軍港めぐりの遊覧船上から見ることが出来ました。
・・・結構船体、サビ浮いてるのね(^^;
飲み会でも役に立たない空母の豆知識。
・寄港するときは、基本的に艦載機は近隣の海軍基地へ移動させる。横須賀寄港中は厚木基地へ飛来。
・なぜなら、止まっている空母からは離発着が出来ないから。
・艦載機を打ち出すカタパルトは原子力エンジンからパワーを得る。また、離発着は風上へ向けて全速航行(時速60キロくらいかな)して、少しでも相対的な滑走距離を延ばす。
・米空母のエンジン、カタパルトは高出力のため、平らな甲板で艦載機を射出可能。ロシアやフランスなど他国の空母はそこまでパワーがないので、スキージャンプ台と言われる甲板先端を上に向けた構造にして、上向きに機体を射出。
・乗組員は6000名近く。艦内にはコンビニやATM、娯楽施設もあり、一つの街と言えるくらい。
空母を民間人が真正面から見る事が出来るのは、日本国内では多分この遊覧船だけとのこと。
夕陽を浴びて横須賀の静かな海にたたずむ空母。軍事的プレゼンス、その存在そのものだけが紛争防止として機能してくれることを願ってやみません。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
おはようございます、フランカーさん。
空母、目にしたことがない私... それにしても大きいですね。海自最大のひゅうが型護衛艦よりも長さで1.5倍、幅で2倍ぐらい大きいのでしょうか。
その存在自体が抑止力、そういった存在について日本も考えることは悪くないことだと思います。
投稿: たか++ | 2012年12月24日 (月) 07:45
実物を間近でごらんになったとのこと、小山のように大きかったんでしょうね。
一度、遊覧船には乗ってみたいとおもっています。
蒸気カタパルトって運用は難しいみたいですね。
次世代型はリニアを応用するらしいですが、どうなるんでしょうか。
投稿: まもまも | 2012年12月24日 (月) 16:10
>たか++さん
ひゅうがの甲板でその大きさに唖然としたものですが、空母はちょっと距離があって直接の比較は正直出来なかったです・・・が、パっと見には横に広がった建物って感じですね。
抑止力としての空母、ひゅうが甲板で海自の方に「将来的にここにF-35を運用出来るんですか?」と聞いたら言葉を濁していましたが、さて・・
投稿: フランカー | 2012年12月24日 (月) 17:17
>まもさん
空母の運用自体がかなりのノウハウを要すると思うので、例えば中国あたりでも、保有してすぐに実戦配備ってわけにはなかなかいかないでしょうね。がっちり護衛する艦隊があってナンボのものですからね。
次世代型の空母、アメリカが東側陣営という敵を失って対テロリズムとなっている今、出てくるんでしょうかねぇ。
投稿: フランカー | 2012年12月24日 (月) 17:19
YOKOSUKA軍港めぐりに乗船されたのですね?整備に入る前のジョージワシントンを撮影出来て羨ましいです。
整備に入っちゃうと、仮設事務所や整備用足場が無数に出現してしまうので(^^;荒れた環境を立ち向かってきた感じが、サビや色褪せた船体から伺えて味があります!!
投稿: SWMET | 2012年12月25日 (火) 22:32
>SWMETさん
空母が見られるとは思っていなかったので、見れて良かったです。海自の横須賀基地のイベント時も遠くに見えたんですが、より近くで海面から見えましたからね。
さすがに艦上に艦載機はいませんでしたが、初めて見た空母に圧倒されました。
投稿: フランカー | 2012年12月27日 (木) 21:39