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2010年8月10日 (火)

生きた証

今朝方、義父が天国へ旅立ったと連絡が入りました。

先週お見舞いに行ったのが言葉を交わした最後。僕や嫁さんそっちのけで喜んでくれたのは、孫二人の顔を見れたこと。苦痛を顔に出さず何度も子ども達と握手したシーンが僕が撮った義父の最期のスナップとなりました。

帰り際、うちの子ども達の手を取って自分の額に当て、数十秒間祈るようにじっと瞼を閉じていた姿を、僕は一生忘れることはないでしょう。その姿は、撮像素子ではなく自分の脳裏に焼き付けました。

あの時祈っていたことは後悔ではなく満足と感謝。そして掌中の小さい手のひらに自分が生きた証を感じとり、これからの人生を強く生きてゆけと念じてくれた。僕はそう信じています。

昭和一桁。よく生きました。天国で安らかに。

 

訃報を受けて退社し、車内でこの曲を聴きながら帰ってきました。EACH OF LIFE (GRASS VALLEY)

明日以降しばらく留守にしますが、皆さんも体調を崩すことなどのないよう、ご自愛くださいね。

 

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コメント

御愁傷様です
文章も美しいですが、脳裏に焼き付いたスナップはもっと美しかった事でしょう
ご冥福をお祈りいたします

投稿: azmo | 2010年8月10日 (火) 20:11

>azmoさん
ありがとうございます。親類宅に数日居候してます。心からお疲れ様と、義父と看護してきた周囲の皆さんに言いたいです。

投稿: フランカー | 2010年8月11日 (水) 09:59

お義父さん残念でしたね
ご愁傷様です
いいお義父さんだったんでしょうね
フランカーさんの言葉から推し量れます
子供達の記憶にもしっかり刻まれてることでしょう
私の父も昭和一桁生まれだなぁ・・・
娘にとっての父ってチョット特別な感情があるものです
奥さんには淋しさが迫ってきてると思います
やさしくやさし~くね
フランカーさんもお疲れが出ませんように

投稿: loveuran | 2010年8月11日 (水) 20:43

お疲れ様でした。
立派な子供、可愛い孫たちに囲まれてお幸せな最期だったと存じます。
お義理父様のあっぱれな生き様は脈々と受け継がれていくことでしょう。
ご冥福を心よりお祈りいたします。

投稿: アリーヌ | 2010年8月12日 (木) 00:07

>loveuranさん
お返事遅くなりました。千葉に3泊して無事に一昨日深夜帰宅しました。
孫は7人いるのですが、一番後に生まれたうちの子二人を一番可愛がってくれたように思います。子供たち、最後にお礼の言葉をたくさん書いて天国へいっしょに届けましたよ。
悔いのない人生だったのではと思えます。そういう人生を歩んでみたいものです。ありがとうございます。

投稿: フランカー | 2010年8月15日 (日) 20:09

>アリーヌさん
お返事遅くなってごめんなさい。
充実した生きざまと誰もが思ったのでしょう、湿っぽいお葬式ではなかったのが救いですし、力強く生きていけと誰もが今一度教えられた気がしました。
今日洗車していたら風もないのに運転席のドアがいきなり閉まりました。車好きだったもんな~、これ、運転したいんだろ?と内心ほほ笑んだものです。じいちゃん、それくらいのいたずらは許してあげるよ。

投稿: フランカー | 2010年8月15日 (日) 20:12

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