究極の極上サウンドに酔いしれる
先日やぼ用で立ち寄ったレクサスのお店にて、週末素敵なイベントがあるという情報をゲットしました。
レクサス車輌でオプションで装着できる超高級オーディオ、マークレビンソンのホーム用オーディオシステムが店内に設置され、その試聴会があるとのこと。進行役&トークショーはオーディオ・ビジュアルファンならご存知のAV評論家の潮晴男さん。
AV(Hなビデオではないよ、念のため)業界で飯を食う僕としては潮さんの名前はHiViなどの専門誌でもおなじみの名前。これは行かねば!
トーク後は持ち込んだ自前のCDをかけても良いとのことで、お気に入りのCDをいくつか持って雨の中出撃してみました。
じゃ~ん。
1.
(EOS 40D + SIGMA 17-70mm、以下すべて)
よ、よだれが・・・
最上段にある、これがCDプレーヤー。
2.
薄い四角がCDトレーです。
真ん中の段にプリアンプ。
3.
一番下の段に、コントロールアンプ。(2台のアンプでCDの音を増幅します。市販のふつーのアンプはこの2つが1つになっているようなもん)
4.
これでJBLのスピーカーを鳴らします。マクレビもJBLもハーマンインターナショナルの傘下なんですね。
5.
スピーカーはDD66000というもの。38cmウーハーを2基搭載、その重さは142kg!!
ええーと、音を聴く前に、おいくらでしょう?
6.
スピーカーは一本で30まんえん・・・じゃなくて、300まんえん・・なので、全部で、
約いっせんまんえんですか、そうですか
前橋店購入のレクサスオーナーさんの中からも数人の熱心なオーディオファンの方が見えて、楽しくイベントスタート。大人数でもおいしいスポットで聴けるわけではないので、これはGood。
いろいろなジャンルのCD試聴、そしてマークレビンソンとレクサス・カーオーディオの関わりなど、潮先生の軽妙なトークであっという間に1時間半が経っちゃいました。ニューイヤーコンサートのウィーンフィルのラデツキー行進曲、指揮者と観客の楽しいかけあいのざわめき、その空気感には楽しい曲なのに涙出てきましたよ。
「何かリクエスト、聞きたいCDはありますか?」とのことで勝手ながら持参したCDをかけてもらいました
無音と思っていたところにごく小さい音でリズムを刻む音が入っていたり、パーカッションの残響、ボーカルの声帯のざらつき感、息を吸う音、空間に解き放たれるハイハットやシンバル・・・このお値段なら当然だろうと思いつつも、やっぱりすべてが異次元の体験でした
CDにも音の善し悪しがあり、聴いているとそのレコーディングエンジニアの腕が良く分かります。録音の良いものが多いとは言えないJ-POPをかけるシステムではないと思うので(笑)、お気に入りのFOURPLAYなどを聴きました。カールトンのギターとボブ・ジェームスのピアノ、ネーザン・イーストの深みのあるベース、ハービー・メイソンのシュアーなドラムに酔いしれました。
トークショー後、一言お礼を言いつつ名刺を出したら「あれま、そういうお勤め先なら最初に言ってよ~」と先生苦笑い。次のトークショーまで楽しい業界談義でフィーバーしちゃいました(超感激!!パンブロガーさんに分かるように言うとしたら、藤野真紀子さんと1対1でおしゃべりするようなもんですよ)
2度目のトークショーの時間になっちゃいましたが、幸か不幸かコレ目当てのお客さんはほとんどいませんで、「話し足りないからあと一回分いてください」と言われ、喜んでお付き合いさせていただきました
レクサス車輌はもともとかなりお金のかかったオーディオが標準装備(最安値の僕のISでも13スピーカー、同規模のオーディオを後付でとなると30万円でも組めません)されていますが、マクレビのオーディオはそれに付け加えること30万円のオプションとなります。潮先生、しっかりそれの素晴らしさもPRしていってくれました。
僕のISにはつけていません(予算の関係ね、汗)が、「買い換えの時は是非マクレビの装着を!」と言われちゃいました(笑) レクサスを見に来る方は是非CDを持ってきて展示車輌で聴いてみて下さい。普通の市販オーディオやディーラーオプションのものとは一線を画す音質ですから。
最後に記念写真。僕だけモザイクですみまそん。
7.
たまーにホームシアター・ウェブログリストから飛んできてくれる方がいらっしゃいますが、今日の記事は久々のオーディオネタなので読んで楽しんでいただければ何よりです。
まー買えるシロモノではございませんが、二次曲線的にお値段が跳ね上がるのが道楽の世界。これの2、3割落ちくらいの音なら100万円で手に入る・・と思うと、それくらいなら老後の楽しみにはいいかも?と思ってみたりする自分がいました
潮先生、レクサス前橋のスタッフの皆さん、素晴らしいひとときをありがとうございました 来週は会社で自慢してきます(笑)
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コメント
おおおおお〜〜〜
こんな企画してくれるんですね
いいなぁ〜マークレビンソンの音はホント、息づかいまで感じられるって感じですね
欲しいです、最近オーディオにはあまりお金かけていませんが(てか、余裕が無いです・泣)
最近はすっかりピュアオーディオから離れてしまいましたが一度だけ試乗車にマークレビンソンが付いていて
唸ってしまった事が有り、またピュアオーディオに手を出しそうになっていまいましたが
今は落ち着いています。
我が家のオーディオはマークレビンソンとは行きませんが自分なりにかなり拘ったので
古いなりに良い音がしています、でも、新しいの欲しいなぁ〜
追伸 漫画ネタありがとうございました
投稿: azmo | 2009年9月13日 (日) 21:24
フランカーさん、おはようございます♪
レクサスの店舗でいろんな企画があるんですね。
なかなか手が届かないようなものだけどCDを持ち込んで
聴いてもOKとは嬉しい。
用意されたものを聴くのもいいけれど、普段聴いているCDの音の違いが
自分でよくわかる方が感激しそう。
自分の世界に入って静かに聴き入っちゃいそうです。
トークショー&そのあとのおしゃべりでも楽しいひと時
だったようですし、帰ってからもしばらく興奮冷めやらぬって
感じだったのでは?^^
素敵な出会いと時間ですね♪
投稿: Lovepan | 2009年9月14日 (月) 08:36
>azmoさん
レクサスの試乗車は基本的に各販売店がメーカーから購入したものです。ここは店舗ごとの考え方も現れるところですが、ウチのお店では奮発してなるべくいい装備のものになっており、試乗車はほぼすべてレーダークルーズやプリクラッシュ、マクレビは装備されています。標準でも充分音は良いので見送りましたが、予算に余裕があれば付けたい気もしますね。
音の場合映像と違っていいものを求めると防音とか周囲への迷惑を気にしないといけない、という側面がありますよね。このあたりなら夜中でも低音響かせてサラウンドで映画観れますが。。
カーオーディオも奥が深いですよね。
>Lovepanさん
この音を覚えちゃうと、身の回りのあらゆるオーディオがしょぼいものに思えちゃっていけません(^^;
音の一つ一つがとても鮮明で、拍手の入ったライブCDになると、ほんとにその場にいるかのような臨場感にクラクラしちゃいました。
音も映像も、静止画(写真)も、美しいものは理屈抜きで美しいんだなと改めて思いました。
投稿: フランカー | 2009年9月14日 (月) 14:29