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2008年12月30日 (火)

interlude #16 今日のアリゾナ

コガネメキシコインコはもともとは熱帯の鳥。この子の生まれは台湾とのことだけど、群馬の寒さは身に染みるだろ??

1.

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(EOS 40D + TAMRON 90mm MACRO、以下すべて)

「さ、寒・・・」

そ、そんなウルウルした目で僕を見るな

ま、ケージの周りは透明のテーブルクロス、中には40Wの保温電球の完全装備。どうか元気に越冬しておくれ。

「大丈夫、いつも可愛がってくれてありがとー」

2.

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そ、そんなセクシーな視線で僕を見るな

ついでに、写真撮ってるんだからキョロキョロするな

3.

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4.

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「あーヒマだ。ヤザワJr、ドコ行ったの~?」

 

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2008年12月27日 (土)

interlude #15 カメラマン

通路を散策していたら池の向こうにもカメラマンを発見。

この人がいなければ、噴水を入れて撮ってみようなんて思いつかなかった。見知らぬ彼の背中に、ありがとうとつぶやいた。

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(EOS 40D + SIGMA 17-70mm)

自分もどこかで、「あの人の撮り方で撮ってみたい」と誰かに見られ思われるくらいでありたいなあ。

 

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2008年12月25日 (木)

Interlude #14 クリスマスの静寂

なにはともあれ、皆さん、

メリークリスマス☆

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人が消えたひっそりとした雰囲気も素敵。13秒間開き続けた40Dの瞳には、そこにいる人影は映らない。

(EOS 40D + TOKINA AT-X107 FISHEYE、ソフト加工) Av F10、 Tv SS13sec、 ISO 200

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2008年12月24日 (水)

Interlude #13 クリスマスと天の川 (追記で種明かし?)

昨日は新しいケーキ屋さんを発掘してみようかと数店ハシゴしたけど、予約なしでは在庫がなかったり見た目が好みに合わなそうだったり・・・。

で、いつものケーキ屋さんで買うことに。ここは美味しいことは分かっているけど、お値段もむしろ安め、とハシゴして初めて気付いたよ。

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(EOS 40D + SIGMA 17-70mm)

車輪止めの後ろの芝生にちりばめられたLEDが、車体をなかなか素敵な色に染めてくれました。

色合いを変えて、車体の上を流れる天の川を

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(EOS 40D + SIGMA 17-70mm、クロスフィルター)

クリスマスって日は明日なんでしたっけ?まあ皆さん、今日明日ばかりは「なんちゃってクリスチャン」になって美味しいものを食べたり朝の枕元に期待してみましょう

 

【12/25追記】

レスがまだですみませんが、めいさんのリクエストにお応えして種明かし。

こんな感じでした。

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2008年12月22日 (月)

蒼に染まるとき

新しいタイヤワックスを試してみたのですがこれがなかなかよろしい。タイヤが黒光りするようになりました。

で、洗車の後はやっぱりフラパへ。イルミは24日までとのことで、いつでも見られる景色ではないですしね。

1.

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(EOS 40D + SIGMA 17-70mm、以下)

例によって駐車場はガラガラ。ま、今日も5時以降入園無料となって混んでくるでしょうね。

今日の撮影テーマは「蒼に染まるとき」・・・・。いや、撮ったのを後で見て記事書きながら考えたんです、ハイ・・・と白状

2.

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噴水の水場の上に張り巡らされたLED。水面のゆらめくさまを・・・っていうには程遠い。望遠がいいのかな?マンネリ化を嫌っていろんなものにレンズを向けるので、おかしなフォトも増えちゃいます(笑)。このアングルは来年リベンジします。覚えてたらね

お次は今日のタイトルとは無縁な2枚。↑の蒼いひとときから2時間くらいさかのぼります。

3.

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手前の垣根は迷路です。20m四方くらいの小さいものですが、なかなか楽しめます。

次男は出口までのルートを熟知していて50秒足らずでゴールから飛び出してきました。

 

温室の入り口に咲いていた、これはなんでしょう??ポインセチアの一種でOK?

4.

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(EOS 40D + TAMRON 90mm MACRO)

温室に入る時はマクロに・・と、レンズ交換に縁のない人から見たら面倒だろうな、と思うところでしょうが、趣味とする人から見たらそれも楽しむ作業の一つ。気持ちが引き締まるんですよね(笑)。世界のケン・ワタナベも小屋の中でレンズ換えて「私に応える正統」って言ってますよね

 

ラストは色合い調整にやや捏造も入っていますが、タイトルに沿ったブルーモーメントを。

5.

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(EOS 40D + SIGMA 17-70mm)

このアングル、気に入りました。来年もここから撮ろうっと。

 

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2008年12月17日 (水)

Interlude #10 ヒカリ

幾多のヒカリに覆われたツリーをつなぐ遊歩道。

足元をほのかに照らし出す淡いヒカリは、イルミ以上に暖かみを感じる。

穢れを知らないその純白の花を、愛機のC-MOSセンサーは0.125秒かけて0と1のデジタル信号に変換した。

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(EOS 40D + SIGMA 17-70mm)

それは あたしには聴こえないメロディ

ここへ届けてよ リズムよ 風よ 詩を・・。

教えて、ねえ、こんなに恋焦がれてはいけないですか

些細ね こんなこと。ヒカリ奪いたい

( 嶋野百恵「ヒカリ」 より ←大好きな曲なのです

 

↓すみません、レスは後ほど。

 

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2008年12月16日 (火)

イルミのツリーとユリ

花火の前には季節展示の温室でのんびりイルミを眺めていました。

暗くなる前から花を撮っていましたが、やっぱり陽が落ちてからのイルミ撮りがとても綺麗。普段は閉園時間となる時間帯です。

1.

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(EOS 40D + TOKINA AT-X107 FISHEYE)

夕方から入園無料となり花火目当てで来園者が激増するので、それまでに撮りまくってしまおうと(笑)。

2.

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(EOS 40D + SIGMA 17-70mm)

ブルーイッシュなLEDに照らされるクールな色合いのユリも、とても綺麗です。

3.

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(EOS 40D + TOKINA AT-X107 FISHEYE)

このエリアだけで1時間以上いました。家族は呆れるわ飽きてしまうわ・・こっちは夢中なんですが。すまんm(__)m

4.

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(EOS 40D + TOKINA AT-X107 FISHEYE) Tv 8.0sec

8秒もシャッターを開ければ歩く人も流れます。それはそれで面白いアクセントになります。立ち止まって写真を撮る人だけが止まって見える世界。

5.

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(EOS 40D + SIGMA 17-70mm クロスフィルター)

クロスフィルター。この時期には1年分活躍してもらわないとね(笑)

温室を後にしてメイン通路、花火撮影のエリアに向かいながらの3枚。

6.

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(EOS 40D + TOKINA AT-X107 FISHEYE、以下すべて)

三角屋根の温室が、上で紹介したイルミツリーがたくさんある温室です。

園内もいたるところに電飾が。オレンジ系とブルー系を使い分けていますね。

7.

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8.

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ツインタワーの向こう側はもっとすごいことになってますよ。期待に胸を高鳴らせつつ向かってみます。。。キリがないので今日はここまで

 

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2008年12月15日 (月)

Interlude #8 無邪気

フラワーパークのふわふわドーム。子供達はここが大好き。ヘーキで2時間くらいピョンピョンして過ごします。

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ええとこれは長男だな(時々見分けがつかない、汗)

最近はカメラ目線で写真を撮られるのを嫌がるようになってきたし、この手の写真は撮れるうちに撮っておこっと。

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(EOS 40D + EF70-200mm F4L)

これはどっちだか分かりません

 

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2008年12月14日 (日)

フラワーパークの花火大会

このブログの定番、ぐんまフラワーパークですがこの時期はイルミネーションが点灯します。土曜日は夜花火も打ち上がるとのことで気合入れて行ってきました

この日は5時頃からなんと入園無料。その時間になると近辺にこんなに一眼な人がいたの!?ってくらい、大きな三脚を担いだ人たちが続々とやってきましたよ。

みんな戦闘準備はオッケーですね!

1.

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(EOS 40D + TOKINA AT-X107 FISHEYE、以下)

↑かなり露出を上げてます。肉眼では10m先は真っ暗でもう見えません。

去年の9月にもここの花火大会に出掛けていますが、その時はパーク内の照明はすべて落とされました。

しかーし!!今回はイルミはそのままに花火が始まりましたよ~!

前回と違い、今回はイルミごと花火を収めようという欲張りなアングルを狙いました。広く撮るならもちろん魚眼の出番です。

2.

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キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!

もうね、イルミと花火のコラボなんてなかなか見れませんから感激ですよ!

今夜はお月様まで花火を眺めに来たみたいです

夢中になってファインダーを・・じゃなくて、こういうときはバルブモードでリモートスイッチで数秒間の露光をするんです。最初にアングルを決めておけばファインダーをのぞかずに花火見ながらボタンをカチカチするだけ。

3.

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花火の時間は30分ほどあるので、慌てず途中で標準レンズに交換!

・・・が、暗くて大変(@_@)! 白いボディに赤い印が入っている望遠は交換がラク、と初めて気付きましたよ(花火では使わなかったけどね)。

4.

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(EOS 40D + SIGMA 17-70mm)

次の2枚は露光間ズームでお遊び。

5.

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6.

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とまあこんな感じで。

花もイルミも花火も存分に楽しめた一日でした。フォトブロガー冥利に尽きるというか

大きい三脚にフルサイズクラスの一眼レフを構えた方も多く見かけましたが、通路をふさぐようなこともなく皆さんマナーも良かったように見えました。一眼使いは皆こうでなくちゃね、と思いましたよ。

アルミ三脚とKDNで参戦していた去年と比べると、機材が大きく重くなったけど、特に三脚をより丈夫なカーボンに変えたことが撮りやすさの向上につながったように思います。

黒い三脚は暗い人混みでぶつかったらまずいので、蛍光テープを貼り付けていったんですがこれが大正解でした

  

当分イルミと花火ネタで引っ張れそうです(笑)。勿論、イルミもたくさん撮ってきましたよ~。今日のラストに1枚だけ紹介。

7.

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(EOS 40D + TOKINA AT-X107 FISHEYE) Av F9.0、 Tv 1.5sec、 ISO400

12月のフラパはこうでなくちゃね!!

この日は暗くなってからはシャッター切ってモニターに表示されるのを眺めるだけでもうワクワクしてました。

一眼レフがあれば特別な技術は要りません。こういう夜景が撮りたければ、三脚とレリーズスイッチを用意すればいいんですよ。ほらsumiさんと&Dさん、三脚欲しくなってきたでしょ(笑)

 

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2008年12月12日 (金)

折り紙博士のナイトホーク

次男は折り紙マニア。本を買ってきたりユーチューブで調べてみてはとんでもないものを作ってきます。それを覚えては学校で披露。休み時間には折ってもらいたい友達が行列を作っているんだそうです。あだなは「折り紙博士」。

以前にも載せたけどエリマキトカゲとかサソリとか。

1.

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(EOS 40D + SIGMA 17-70mm、以下すべて)

ヤザワJrの奥にはカブトムシもいますよ。

ま、この手のものはそういう情報を手にすれば誰にでも出来ます。

博士は、ハサミを入れたり2枚以上使うということには抵抗感があるんだそうです。博士いわく、それは邪道1枚で切れ目を入れずにどこまで表現できるか。博士たるもの、そこにこだわらなくちゃいけないんだそうです。

 

さてさて・・・。

2.

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ダイソーで買ってきたF-117ナイトホーク。いわゆるステルス攻撃機ですね。暗闇で狩りをする夜鷹の名前を冠するとはいいセンスと言えるのかな。我が家のTVの上にちょこんと置いてあります。ヤザワJrの隣にね。

ディテールはよく見るとちょっとアレなんですが、まあ雰囲気は出てます。

Youtubeでスペースシャトルの折り方をマスターした博士、それを改良してナイトホークの自作にチャレンジしたんだそうです。

 

出来た!というので見に行ってみると・・・、

 

ま、言われてみればそぉかぁ?程度の形状かと思ったんですが・・・、

3.  

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すげっ!!

 

「これ、1枚だよね?ハサミは?」

「そんなの入れるわけないじゃん」

「すごいよ!!親の顔が見てみたいよ」

折り方は地球上で博士の頭の中にしかありません。たいしたもんだなあと感心しちゃいました。史上最強折り紙軍用機に勝手に認定!

次は是非、世界一美しい(と思う)ロシアの鶴を折っておくれ。スホーイ35ね。

4.

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ロシア本国では「Журавлик」ジュラーヴリクと呼ばれています。小さい鶴、子鶴、鶴ちゃん、といったニュアンスとのこと。西側陣営にはない曲線を多用したセクシーなデザインは、ステルス性能は悪そうですが (ナイトホークはカクカクしてるでしょ)

博士、頑張れ!世界はキミの折り紙を待っている!!

 

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2008年12月10日 (水)

Interlude #7 イルミネーションの季節

家を派手にデコレーションするのはあまり好きになれませんが、施設とか街並みが彩られるのは素敵と思います。なぜでしょうか。

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(EOS kiss Digital N + TOKINA AT-X107 FISHEYE) ISO400、Tv 2.0sec、Av F5.0 

今年もフラワーパークのイルミネーションが、今週末から始まるようです。今年は40Dで参戦します。15万球のLED、今年は何色に染めてみようかな。

 

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2008年12月 9日 (火)

帝国海軍駆逐艦「雷(いかづち)」

昨日12月8日と言えばパールハーバーアタックから太平洋戦争が勃発した日です。

好きな作家のメルマガから戦争にちなんだ、でもすごく心温まる話を見つけたので追跡調査の上書いてみます。

 

1942年3月、帝国海軍艦隊はジャワ島近辺の海戦で勝利を収めました。撃沈された英国海軍艦艇の乗員達は24時間以上その海域で漂流していたそうです。その数400名以上。

そこへ通りがかったのは駆逐艦「雷(いかづち)」。海面を漂っていた英国海軍フォール大尉は機銃掃射を受け人生の終焉を迎えることを覚悟しました。

ところが雷は、戦闘行動中だったにも関わらず「救助活動中」の万国共通の信号旗を上げ、漂流していた乗員全員を救助し、着替えや暖かい食事を用意し、英国人を丁重に扱いました。救助した数は雷の全乗組員の倍の数にのぼりました。雷の艦長、その名は工藤俊作海軍中佐。諸君らは帝国海軍のゲストである、と発言したそうです。

戦後外交官となったフォール氏は工藤艦長の消息を尋ねて回ったそうです。しかしなかなか消息がつかめず、ようやくつかんだ事実は1979年に工藤氏は他界していたということでした。

1995年。あの戦争から五十有余年の時を経て、老フォール氏の姿は海上自衛隊の最新鋭の護衛艦「いかづち」の艦上にありました。観艦式への同乗という日英の粋な取り計らい。フォール氏は艦上で、改めて工藤艦長への謝辞を述べ、お墓参りをし自伝として著した著書を捧げたいと伝えたそうです。そして式の途中、体の不自由なフォール氏は、なんども気丈に立ち上がり最大限の敬意を周囲に払い、周囲の自衛官を驚かせました。生粋の英国紳士なのですね。

そして2008年。念願かなってフォール氏は工藤氏の墓参を実現させました。66年ぶりの再会。墓前に深々と頭を下げたフォール氏は、工藤元艦長の墓前に向かって何度も「サンキュー」を繰り返したとのことです。

彼の著書の巻頭には「この書を工藤中佐に捧げる」と記されています。

 

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僕はこの手の話に非常に弱いです。涙腺一発でやられます。以前にテレビで、ハワイ奇襲に参加した日本人パイロットと戦艦から応射していたアメリカ人が何かの式典で抱き合って平和と互いの健康を喜びあう姿を見たときもやられました。記念艦アリゾナって日本人が訪れても温かい目で見られるものなのでしょうか?

ハワイはマキキというところに日本海軍の墓地もあるとのこと。いつか訪れてみたいものです。

 

↓駆逐艦の画像は手元にないので、夏に大和ミュージアムで見た重巡洋艦「愛宕(あたご)」の模型を。

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(EOS 40D + SIGMA 17-70mm)

海に生きる者の掟、シーマンシップって素晴らしい。それはたとえ戦の中においても、変わることはありませんように。

 

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2008年12月 5日 (金)

Interlude #5 三日月

昨夜の月。

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(EOS 40D + EF70-200mm F4L 1.4×テレコン、かなりトリミング)

フランス語のクロワッサン(croissant)って三日月って意味だったんですね。パンって意味かと思ってました。英語ではクレッセント (crescent)。

 

・・・あれ?音楽用語であったような??

 

と思って調べてみたらそれはクレッシェンド(crescendo)でした。だんだん強く、の意味ですね。

三日月のおかげでちょっと賢くなれた夜

 

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2008年12月 1日 (月)

Interlude #3 至福の時間

口径8.5cm。小さな木製コーンが繊細な音を奏でる至福の時間。

かくも緻密な音場再現をするスピーカーを、僕は他に知らない。

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(EOS 40D + TAMRON 90mm MACRO

 

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