« 横田基地 Friendship Day part5 | トップページ | 運動会撮影は楽しいな »

2007年9月13日 (木)

背景モノクローム

台風で電車が止まりひどい目にあった出張から明日で一週間。でも、車内で一つだけ嬉しいことがありました。自分の隣に座った若い女性がなんと、仕事で自分が担当した製品(とあるジャンルの電気製品ね)を使ってくれてました!

店頭で見かけても、「お、売ってるな♪」って感じで音符一個程度なんですが(笑)、実際に使ってくれてる人を見ると「わ、ありがとう!!(ハートハートハート)」とハートが3つくらい飛び出しますね。シェア低いけど性能はどこにも負けないぞっ!と世に送り出した我が子のようなものですから(*^-^*)。

・・ま、実際声に出してありがとうとは言いません(言えません)が(^_^;

  

さて今日はちょっと変わったフォトを。左にあるリンク先のインプレス・デジカメWatchにあった記事からフリーソフトの紹介。その名もTintと言います。mintさんじゃありませんよ(笑)、Tintとは色合いとか色相といった意味です。

テレビにもこのツマミ(今はリモコンですな)があります。色合いをいじると、緑っぽくなったり赤っぽくなったりします。色がヘンだと思ったら、色の濃さと色合いを軽く上下させてみて適宜好みの肌色に調整しましょう。

さてこのソフト、画像内の一部の色だけを残して残りを白黒にしちゃうというもの。先日足を運んだフラワーパークで撮ったフォトをこのソフトにかけてみました。

2lsimg_0054t1

(KDN + TAMRON 90mm MACRO Tint)

どの色が抜けるかは運次第!?なようですが、ワンポイントで他とは明らかに異なる色があると識別してくれるようです。効果的に働くかどうかは、元画像次第、ですね。

2lsimg_0069t10

(KDN + EF70-200mm F4L Tint)

モノクロームのフォトって、色を見る人に想像させるからこそ独特の雰囲気を持つ、と言われますが、たまにはこういうトリックアートっぽいフォトもいいかなあ?見る人が「心地よい違和感」を覚えてくれればしめたもの、なのかもしれませんね。

元画像は載せませんので、皆さん脳裏で色をつけてみて下さいね♪

おまけ。過去の在庫画像をTintにかけてみました。

チューリップ。

L_pink

(KDN + EF70-200mm F4L Tint)

高山植物。

L_blue

(KDN + EF70-200mm F4L Tint)

たまにやるとイイ雰囲気出せて面白いかな。いかがでしょう?

|

« 横田基地 Friendship Day part5 | トップページ | 運動会撮影は楽しいな »

コメント

おもしろいソフトがあるんですね♪
どれも独特な雰囲気ですが、チューブが燃え立つようで一番好きかも。

カメラでも撮るとき、色合いを変えて撮ることができますよね。最近、「ここを触ったらいろいろ撮れるんだろうな」と思ってたんですけど、こういうのもおもしろいかも! 私も今度、やってみます (^^)

投稿: sumi | 2007年9月13日 (木) 23:31

連続ですいません(汗)

自分が作ったものを他の人が気に入って使ってくれていて、それをまた自分が目にするのって素敵ですね♪
私のも誰か楽しんでくれてるといいな〜、なんて想像しちゃいました (^^)

投稿: sumi | 2007年9月13日 (木) 23:46

おはようございます、Tintでーーーすっ!!(お約束・笑)

おぉ、素敵~~♪アートな感じですね。
全部モノクロではなく一部を残してというのがすごい。
お花の鮮やかな色が映えてきれいですね~~。
同じ写真でも新鮮な感じ。
お花だけではなく人間や食べ物でも面白いフォトになりそうですね(*^^*)

投稿: mint | 2007年9月14日 (金) 09:03

フランカーさん、おはようございます。
こういう加工って、ポスターなんかでよく見かけますよね♪
加工って楽しそうだけど、その人の感性が出ますよね?
センスのない私はできません・・・il||li _| ̄|○ il||li どよ~ん・・・

投稿: 雪うさぎ | 2007年9月14日 (金) 09:39

フランカーさん、こんにちは!
おもしろいですね~。
全部をモノクロにするのではなく一部だけ。
この場所とか知ってるから、これはこの辺の…とか思い浮かびますが、こういった感じで写真を見ると目新しくてこれまた芸術だなぁ~と思います。
私はWBやピクスタを変えてみたりはしても結局は普通な感じにおさまってしまうけれど、いろんな風に楽しんでるのがいいですね~。私にもできたら何かやってみようかなぁ^^

投稿: Lovepan | 2007年9月14日 (金) 13:00

良いですね。
どの色が残るかっていうのが
曲者ですけど面白そうですね。
今度やってみますよ。

投稿: EZZY | 2007年9月14日 (金) 13:22

全部モノクロは普通の画像処理ソフトでできますけどね。これはおもしろいですよ。
花とか特にいい感じになりますね。
やってみたいです!

投稿: tokorin | 2007年9月14日 (金) 17:33

もうお茶会の準備とか法事の準備とかで忙しくて
全然みんなのとこに遊びに行けないっすよ。

そういえば以前私も桜の花で同じことをやったかも~。
http://shinobu.cocolog-nifty.com/apty/2007/03/part2_9183.html

チントと言えば絵画業界?では「薄める」という意味もあるね。
油絵の具って色によって値段が違うんだけど
コバルトブルーやカドミウムレッドなどは
普通に1本1000円とかしやがるので
貧乏な学生などは「チント絵の具」と呼ばれる、
コバルトやカドミウムの代わりに人工顔料を入れた絵の具を使うのです。
(これなら1本300円程度で買える)
私も高校、大学と油絵をやったけどチント以外使ったことありません(笑)、
作品だけ見て本物とチントのどっちを使ったか当てられる人なんて絶対いないし。
先生は「絵の具を食えば分かる」って言ってたけど
要は「本物は食ったとたん死ぬ」ってことだからね(笑)。

投稿: しのぶ | 2007年9月14日 (金) 18:07

フランカーさん、こんばんは。
面白いソフトですね。人物だけ、車だけに色をつけて背景はモノクロ。どこかのCMで見たような。こんなことが自分で撮った写真で出来るのが凄い!(英語だらけなのねT^T)
チューリップいいですね。

自分が担当したモノを使ってる人に会えるのっていいですね(^o^) 「かわいがっておくれよ」って心の声が聞こえてきました。
私は法人向けだったので、ハートが飛ぶことはなかったな。

投稿: めい | 2007年9月14日 (金) 19:01

>sumiさん
いえいえ連投ありがとうございます♪
撮影する時は普通に撮っておくほうが、後で加工するにしても一番幅広く応用が利くように思います。JTrimなんてかなり秀逸なフリーウェアですよね。
ワンポイントで濃い色のあるフォトが、このTintでは活きてきます。お試しあーれ(ハートハートハート)


>Tint姫
あ間違えた(お約束)。ソフトの紹介コーナーでは「色が無くなったところはそこだけ時間が止まったかのような」という洒落た文章が書かれてます。
グラデーションがあるとシミのように薄く色が残っちゃうので、ビビッドな色の料理フォトだとイケてるかも?焦げ茶色のパンに真っ白のお皿、とかなら面白いフォトが出来そうな☆


>雪うさぎさん
この加工は残す色数を決めるくらいで、後はソフト任せでヨーイドン、なのでセンスも何もあったもんじゃないっす。まあ狙ったところだけ色が残るようなフォトを最初から撮る必要はあるかもしれないっす。緑の葉っぱ一面で、そこだけ鮮やかなオレンジ色のケムシとかどうでしょうか(爆)


>Lovepanさん
ありがとーございます♪芸術だなんてそんな(照)。見た目ちょっと斬新?と思ってくれれば大成功ですよ(^^;
RAW撮影での修整のキモはピクスタよりWBですね。自分の描きたい色を強調する方向のものを選ぶといいと思います。写真を見る人はその場全体の雰囲気を知らず、そのフォトだけが情報源となるので、夕焼けなら日陰とか使ってオレンジをうんと強くするとか、そんな感じで。
お子さんの横顔フォトをセピアのモノトーンにするのもお洒落ですよ♪


>EZZYさん
時々失敗して葉っぱの色だけ残るようなシロモノもありました(苦笑)
彩度の高いところがメインの被写体だといいみたいですね。チャレンジしてみてください(^-^)


>tokorinさん
英語のサイトに英語記載のソフトですけど、ほぼワンクリックで出来ちゃうので簡単です。海だけ青く、なんてのも出来そう。奄美にこのソフトを組み合わせるのって結構面白いかも!?是非是非♪


>三佐
あ、そうだねやってたねー。ちなみに映像業界ではチントではなくちゃんとティントと言うぜよ。hue(ヒュー)とも言うであります。辞書ではほのかな色とかぼかし、って意味もあるそうで、その辺は新発見。
で、絵の具にカドミウムなんて入ってんの!?(怖)それって思いっきり有害物質じゃございませんこと?パレットやら筆やら水道ですすいだら法律違反ジャマイカ(時効か、苦笑)

>めいさん
色がなだらかに移り変わるものは苦手と思うけれど、スパっと切れてるものならいけそうですよ。残す色数を選べるので、赤と黄だけ残る、なんてのも作れるかも?
仕事では研修と称して電気屋さんの店頭で製品を売ることも経験していますが、いろいろ説明してその良さを理解してくれて買ってもらえるというのはやっぱりとても嬉しいものです。理系なんですがオマエ営業向いてるんじゃね?と営業部長氏がリクルートしたそうな顔してたっけ(苦笑)

投稿: フランカー | 2007年9月15日 (土) 23:37

こんばんは。
私も以前働いていたアクセサリー店の商品を身につけている人を見掛けると懐かしく思ったりします
現在はクラシック音楽の盤紹介を書いて売り出す作業をしてるんですが、買ってくれる人がいると嬉しいものです♪♪♪
tint面白そうですね。実家に帰ったらやってみます。白黒やセピア大好きなものでしてq(^-^q)

投稿: 一香 | 2007年9月20日 (木) 01:04

>一香さん
あーなんとなくミュージシャンはそういう傾向の色合いが好きっていうの、分かるような。
Tint、頭でイメージがつかめても、実際に思い通りにその画像が得られるとゾクっときますよ。画像にちょっと色気が染み込むという感じでしょうか。
最初から意識してワンポイントで色のあるフォトを狙うといいみたいです。がんばって☆

投稿: フランカー | 2007年9月20日 (木) 08:37

 きれいですね.カラクロですね.以前,雑誌で紹介されていて,チャレンジしたのですが,うまくいきませんでした.今回,Tint使ってみたら案外うまくできました.フランカーさんのお陰です.ありがとうございました.

投稿: Dr.お好み焼き | 2007年9月21日 (金) 20:58

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 背景モノクローム:

» 「七変化」 [A p h o t o g r a p h.]
 と  ←クリックお願いします。 [続きを読む]

受信: 2007年9月20日 (木) 08:00

» デジカメ写真で芸術の秋 [日々歳々]
tint(名) 1.色合い、(赤み・青みなどの)み 2.(白でぼかした)ほのかな [続きを読む]

受信: 2007年9月23日 (日) 19:44

« 横田基地 Friendship Day part5 | トップページ | 運動会撮影は楽しいな »