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2006年12月23日 (土)

Star Light

夜、ちょっと郊外をR2で走る機会がありました。帰り道、よく立ち寄る公園がライトアップされていたので、家族を車内に待たせちょっと撮影してみることに。

ちなみに日中はこんな感じ。

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(KDN + SIGMA 18-200mm)

背後に赤城山を望み、展望台もあり高台から景色を眺められるのどかな公園です。がしかし!この時間はライトアップされているのもシンボルの風車だけ。

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(KDN + SIGMA 17-70mm、以下すべて)

人っこ一人いません。怖いです・・・

でも、一番上の写真を撮った展望台まではどうしても行きたい!と思って真っ暗な中5分ほど芝生の上を歩きます・・。その展望台からは街の夜景が一望出来るから。

「待ってろキスデジ、その夜景をオマエに見せてやる。綺麗に収めてくれよな。」

「それは貴方の腕しだいでしょ」

街の灯りを撮ってみました。シャッターは数秒間開いてます。

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こういった景色を眺めてデジカメいじりだすと恐怖心なんてなくなって、夢中になりますね。ISO感度どうしよ、絞りはどうしよ、オートフォーカスは効かないからマニュアルに切り替えてピント合わせて・・それからレリーズスイッチを押し込む。今この瞬間、自分だけが見ている宝石、そんな感じです。

「ずっと眼を見開き続けるのって、楽しい・・・」

街の灯りの次は月明かりを。

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800万個のC-MOSセンサーは人間の眼では見えない、欠けている月も克明に捉えます。クリックすれば、丸い月がより分かるかも。

ほんの30分ほどの撮影だったけど、そのうち半分は下の1枚を撮るために費やした時間。本当は1時間くらい彼女の電子の眼を見開き続けていたかったけど。

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シャッターは15分ほど開放しました。

前回ベランダから撮った時と比べると、シャッター開放時間の関係で星の描く線は短いけれど、星の数が圧倒的に多いのがお分かりいただけるかと。街中じゃこうは見えません。寒い中15分立ちつくして、飽くことなくキスデジと一緒に空を見上げていました。

「もっともっと、この流れゆく星々を見ていたかった」

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2006年12月22日 (金)

きっとキミは来ない

やあみんな、元気にしてるかい?オレだよオレ。

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(KDN + SIGMA 17-70mm)

今日はスカイラインGT-Rに乗って登場さ。カッコいいだろぉ?先月はちょいとおっかない場面もあったけど、まあ元気にやってるぜ、イェ~イ

そんなことよりみんな、今日は俺の愚痴を聞いてくれよ。みんな覚えてるかい?秋にさ、親子合同で参加した合コンで親子で撃沈食らったんだけど、俺ホントはあのときの黄緑のコより黄色いコにホの字なのよ。。。ポワーン

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ピカチューって名前なんだって。鳥だけあって「チョー」可愛いよなぁ・・・。喰っちまいたいくらい可愛い!

今もこうしてあのコを待ってるんだ・・そんなオレってクールだよな?一途だよな~?

今までもな、おまいら人間よりはるかに小さい脳みそのオレだけど、あのコのハートを射止めようと一生懸命、あれこれ考えたんだ。

女の子ってのはやっぱムードに弱いだろ?で、俺もない知恵絞ったさ。

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クリスマスイルミだって見せてあげたし・・・・

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ウルトラマンメビウス仮面ライダーカブトの映画も見せてあげたんだ。

親父に相談したら、

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「ポルシェ使えばギャルのハートはイチコロだぜ!!イェ~イ」

と言うけど、プライドにかけて断ったんだ。オレだってR乗りのはしくれだもん。。こないだ東関東自動車道で140キロくらいでマジでNA、AT、白、フルエアロのGTOにぶち抜かれたのだけは個人的には不満だけどな。

   

・・・・とおまいら人間に愚痴を垂れつつ、今日ももう3時間待ってるんだ。けど、あのコは今日も来ないみたいだ。

 

FMから流れてきたこの時期の定番曲。

「雨は夜更け過ぎに~、雪へと変わるだろう~、さいでんなー、ほうでんなー」

「きっと君は関西人」、ってか(投げやり)。

山下達郎の天気予報がこう言ってるから、今日も帰るとするか・・・・父ちゃんと酒飲もう・・・。

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じゃあまたな~、人間ども。

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2006年12月12日 (火)

リモコンキーの中の小宇宙

今日もまた激マニアックなネタですみません。同業の人でもないとコメントできないかも?なんて心配しつついってみよー。

※最初にお断りしておきますが、以下の内容に全く、いやあんまり根拠はなく120%推測です(爆)

プリメーラ・カミノワゴン(とたまにはちゃんと呼んでやろう)のリモコンキーの効きが少々悪くなりました。電池は去年交換しているのでまだまだ大丈夫なはず。ホコリでも入って接触不良を起こしかけているのかも?と思ってばらしてみました。ま、小さいネジ一つはずすだけなんですけどね。

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(KDN + SIGMA 17-70mm)

奥に置いたフタ側に電池が乗ってます。指定電池はCR1620というものですが、これが電気屋さんになかったので、ちょっと薄いCR1616を今入れています。1620は数字の見方として直径16mm厚み2.0mmですが、1616は同じ直径で厚みが1.6mm。ちょっと容量が少ないだけで、一応ちゃんと使えます。

これ、キーをポケットに入れたままプールで泳いでしまったこともあるんですが(爆)、基板周辺のゴムパッキンがとてもいい仕事をしてくれたため大丈夫でした(滝汗)。

・・↑基板に斜めについてる黒いやつがアンテナかなあ?

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基板の反対側。

上部に2つのボタンがありますね。片方がロック解除、もう片方が施錠です。たかだか2つの信号を送信するだけのリモコンではあるけれど、内部回路としては思ったより部品点数が多いです。黒いICが2つ見えますがそれはともかく、周辺のチップ部品がちょっと多いんじゃないの?という印象。

ま、このキーを持った先代プリメーラはデビューが確か1995年。ということはこのキーも設計自体が10年以上前ということです。最近のクルマのリモコンキーは内部はもっと集積化(周辺部品をIC内部に取り込んでしまう)が進み、見た目シンプルになっているはず、と推測。誰か21世紀のリモコンキーを見せて下さい(^_^;

マクロにつけかえてどアップで。

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(KDN + TAMRON 90mm MACRO)

右端にある「KDS 8M」と書かれている銀色の部品が水晶発振子。8Mとあるのでこのシステムは8MHzで動くのでしょう。左にあるBU6460FSというのがおそらくシステム制御マイコン。「どっちのキーが押されたか」を判別してしかるべき信号を送信する、このリモコンの頭脳です。ぐぐってみたけどどうやら中国メーカーのICらしい。松下か日立あたりの汎用マイコンかと思っていたのでちとビックリ。

ひっくりかえった字でR**(数字)とあるのは抵抗、C**はコンデンサ、TR**はトランジスタ、L**はコイルですな。いずれもチップ部品。イチロクマルハチのシリーズみたい(サイズ1.6mm×0.8mm)。生産工程では機械が自動で部品を打ち付けてハンダ付けしてくれますが、試作設計の段階ではイチロクマルハチくらいは手でハンダ付けができなくちゃね(笑)。

お、VR1(バリアブルレジスタ:可変抵抗)があります。ネジで回して抵抗値を調整するもの。ということは、このキー一つとっても全自動生産ではなく、製造工程で人がここをいじくって最終調整するわけですな。工程を減らすためにもシステムとして無調整で作れるほうがエラいです。

その上のTC1ってのも調整が必要な箇所っぽいけど何だか分からず。

基板上にポコポコ開いてる穴はスルーホールというもので、銅膜の穴として基板反対側に貫通してます。一番上のフォトを見れば分かるようにこの基板は両面にパターン(配線)が走り部品が実装されているので、こうやって信号を表裏でやりとりしてるわけです。基板面積を倍使えるってワケ。

ちなみに皆さんお使いのデジカメや携帯では、この2層基板なんかじゃなくて4層6層とか普通に使われてます。小さい面積でそれだけの回路を組む必要があるからです。

 

で、この手のキー、一つ増設しようとするとこのクルマの場合で9000円ほどかかったわけですが、各個体で送信電波を一つずつ管理する必要がある(そうしないとこのキーでよそのプリちゃんのカギが開いちゃうからね)とはいえ、このシステムで9000円は少々お高いんじゃないかなという気がします。テレビやビデオのリモコンだと送信電波を個体ごとに設定する必要はないけど、これの50倍くらいの回路規模でお値段そんなにしないもん。

あ、本題。キーの効きが少々悪くなったので、カメラメンテ用のブロワーでホコリを吹き飛ばし、綿棒でボタン周辺をクリーニング。カチっていうタッチ感覚も若干良くなりました。以上(本題短っ!)

 

ということで、たまにはえんじにありんぐなネタをお送りしてみました。身近な電子機器、中身はこんなんだぞ、って雰囲気を味わってもらえればこれ幸い。

・・・最後まで丁寧に読んでくれた人、どれくらいいるかな(苦笑)

次回は普通のフォトネタにしますね(^_^;

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2006年12月 3日 (日)

デイライトLEDをつけてみよう

最近タクシーなどで、昼間小さいけれど高輝度なランプを点灯している車輌をよく見かけますよね。被視認性を高めるデイライトというものです。

我が家のR2にアレをくっつけてみよう、ということでチャレンジ。アルツは黒だしヘッドランプ2個でフォグもついてないからつけてみてもいいかな、と。半分実用性、半分お遊びです。

早速カー用品店で取り付け簡単そうなキットを買ってきましたよ。

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お値段は2980円でした。

バッテリーにつなぐだけで、スイッチ等の車内への配線、引き込みは不要とのこと。これなら俺にも出来そうです。点灯のON/OFFはエンジン始動、停止による電圧変動を検出するそうで、これによりエンジンに連動した点灯をするんだって。

パッケージの中身はこんな感じ。

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LEDが2個に配線、あとバンパーに取り付けるためのステーとそれを接着するための両面ステッカー、配線をまとめるための結束バンド等フルセットです。なかなか親切だな・・。

早速取り付けてみましょう。まずはモノをどこにつけるか見当をつけ、配線をバンパー下からボンネット内に引き込みます。簡単と思いきや、コネクターのサイズ的にバンパー開口部の網を配線が通過できないということが判明。網の脇の隙間から配線通すのに数分間、ない知恵と労力を絞らされました(汗)

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こんな感じで通すことにしました。

本体はこの網の左側にある黒い板のところに両面テープでつけることに。ただステーがシルバーテカテカのアルミなため、かっこわるいかなと思ってマジックで塗ることにします。

通常はこれをバンパーの下側につけてライトをぶら下げるような格好になるため気にならないところですが、R2ではステーをつけられる奥行きが網の上部にはないので。。

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左側は半分塗ったステーです。

これを塗って、両面テープでライトを固定。

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しゃがまない限り、通常の目線ではステーは全く目立ちません。なお上のグレードのR2は左手にある丸い網のところにフォグランプがつくんだな(あるいはオプション)。右側も同様にライトを設置。

さていよいよバッテリーへの配線。左右の配線が二つエンジンルームまで来ましたが、まずはバッテリーに電圧センサーを取り付けます。

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安全のためバッテリーはマイナス側をはずしています。

バッテリーの右手にある黒いボックスはヒューズボックスでした。これの壁面、白いコネクターが見えるすぐ下にペタっとユニットを両面テープでくっつけます。バッテリーの+-から取った配線はこのセンサーから左右のランプへ接続されるカラクリ。

ランプへの接続も終了。コネクターでワンタッチでした。

改めて前から見るとこんな感じ。

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ナンバーの画像加工がめんどいんでタオルかぶせたけど、なんかベロベロバーしてるみたいですね(笑)

エンジン始動、停止と点灯が連動するのも確認。うん。なかなか山椒は小粒でピリリと辛い顔つきになってよろしい♪

ってわけで自分でも出来ましたー。作業工程1時間ちょっと。あー一安心、パチパチ。

装着、点灯イメージ(笑)はこんな感じです。近所のケーキ屋さんで買い物ついでにパチリ。

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(KDN + SIGMA 17-70mm、クロスフィルター)

ん、アルツまた男前になったぞ(笑)。今宵は満月かな♪

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