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2005年9月15日 (木)

日産ディーラーその後…一応一件落着

日曜日は結局ミッションオイル交換の料金を払わず(向こうが後日って言って返金してきた)店を後にしていたのですが、一家に一台というおよそ群馬県ではありえない環境のため、次の週末まで払いに行くことも出来ません。

販社にメールした時に「出来たらでいいけど集金に来てもらえますか」と書いておいたんだけど、先日レスポンスがありました。販社のインターネットサービス課ではなく、該当店の店長さんから。

内容はひたすら謝罪、謝罪、謝罪。。まあこちらもクレーマーじゃないし、不快に思ったところ、不手際だったところの再発防止に努めてもらえればそれでいいので(ってもうこのお店には行かないと決めたけれどね)、追い討ちをかけるような大人げない真似はしませんでした。集金に来てくれるとのことで、嫁さんの空いている時間帯を伝えて終わり。

昨日、満面に笑みを浮かべた愛想のいい課長殿が集金に来たそうです。いやー、やれば出来るんだから最初から愛想よくして下さいよ。

とはいえ嫁さんもそれなりにきつーくお灸をすえたらしいけど。

「あたしも免許取って以来ずーっとサニー、スカイライン、シルビアと日産だけ乗ってきた日産ファンなのに今回の一件で日産が嫌いになった」とかなんとか。確かにスカイラインとサニー乗ってたねぇ。。勢いでシルビアを追加したなおぬし(苦笑)

まあでもほんと、足組んでお客と話すなんて、客がそんなにエラいのかって言われるかもしれないけど、店内のあちこちでそういう仕草の人がいるってのは不気味ですよやっぱし。それはおかしい、失礼だと思う自分の反応が過剰なんだろうか、と思ったけれど、実際ディーラーで初めて見たのもまた事実。

カミゴン買うときに、商談しながらいきなりタバコ吸いだした営業マンがいたけど、自分の中ではあれに匹敵する。そこでは勿論、買わなかったけどね。

自動車メーカーとしての日産に罪はないと思ってます。いや最近マイナートラブルもちらほら出てきて、うぅぅ、勘弁してくれよぉ、と泣きたくなることもあるけどそれでも週末の天気予報を見るたびに洗ってあげられるか否かを真っ先に考える自分がいるし(笑)

自動車メーカーを好きになるか嫌いになるか。しょっちゅう壊れたりしたらそりゃ嫌いになるだろうけど、それさえなければ好き嫌いってやっぱりお店との人付き合いで決まっちゃう部分が大きいですよね。ものを売る人は、一人一人がそのブランドを背負ってお客と接しているということを、誇りとともに常に意識して欲しいな。

最近いろんなお店に出入りしてるけど、バンパーの塗装がはげても、しみそばかすが出来ても、まだまだおまいさんが可愛いのさっ

bumper-paint

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2005年9月12日 (月)

これでいいのか日産ディーラー

CVTオイル(ミッションフルード)交換の件、土曜に予約入れちゃったんで行ってきましたが、相変わらず首を傾げたくなるような対応に疑問を覚えました。
ディーラーって普通、満面の笑顔で出迎えられて冷やかしでも見積りでも整備でも、気持ちよく退店出来るところというイメージがありますが…。普段楽天家で細かいところなんて気にしない私でも眉をひそめたくなることの連続でした。

・予約時にICカード(日産のカードで、整備情報履歴などを記録し全店でそれを参照出来る。整備が割引になる特典があります)を持ってるって言ったのに出来た伝票に記載がなく割引になってない。 (フロントから伝票作成したメカニックに情報が伝わってない)
・それを指摘したら日曜で登録作業が出来ない(割引の伝票が作成出来ない)からすみませんが後で支払いに来てください(知るかい、集金に来いっちゅーの)
・接客している営業マンがみな足を組んでいる。 (初めて見た。ある意味カルチャーショック)
・初めての来店と言ったのに名刺の1枚も出てこない。
・料金の正確な案内がなかった。フタあけてびっくりしたんだけどCVT-F交換13650円ってちと高くない?確か横浜11000円くらいだったような・・?

あとね、あのー、営業マンが皆笑顔がなく怖いんです(爆)
役所で手続きしてるみたいな。。。いやそう言ったら役所勤めの人に失礼。いまどき役所だってもっと愛想良いぞぉ。

お店に問い合わせのしようもないので、不本意ながら販社のHPからメールにて上記問い合わせをさせてもらいました。お店に対しこういう事をするのは初めてですが、ひょっとして俺クレーマーのケがあるのかな・・?と思って友達に電話し愚痴聞いてもらって「いやそれは俺でも販社にメールくらい入れるよ」と慰めてもらいました。

ただでさえ燃費の悪い車で少しでも燃費改善になればと思って整備をお願いしたのですが気分を害した結果になってしまいました。気持ちだけでも地球環境を大事にしようと☆の並んだステッカーを貼りました。

parody_sticker

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2005年9月11日 (日)

レガシィ乗ってきましたぁ

こちらの日産のお店があまり対応よろしくないということは何度かここに書いたけど、赤いお店(プリンス、サティオ)が2店行って2店ともダメダメだったので、今日は初めて蒼いお店に行ってみました。CVTフルードはさすがによそのメーカーのディーラーじゃ換えられなそうなので…

入るなり勢いよくピットからバックしてきたティアナにぶつけられそうになってヤな予感したけど、やっぱりダメでした。二度と行きたくない店でした。なんで笑顔で椅子を勧めたり、話をよく聞いてくれたりお茶の一杯持ってくるとか普通の事が出来ないんでしょ??きわめて事務的に内容を承りました、で終わり、みたいな。
仕方なく明日のCVT-F交換は予約入れてきたけど・・。嫁さんもこの店は無愛想が過ぎるとご立腹(爆) というか「この程度が群馬スタンダードなんじゃないの?横浜レベルを期待しちゃダメなんじゃない?」とふてくされてました。田舎って県外ナンバーだと一見の冷やかし扱いされちゃうんですかね。

ちょっと消化不良を覚えつつ、半ばやけくそで群馬では地元殿様商売で一番対応が悪いメーカーと言われるスバルを探検してみようと、その近所のスバルに行ってみました。前々から思っていたのですがNAのセダンがあったら試乗してみようと…

これが予想おおはずれ(失礼)でとても細やかな応対でびっくり。素直に悪いところもさらけだす説明もしたし、マイナーの予定などこちらが長期的に考えている事を踏まえ控えめなセールストークで好感を持てました。以前別のお店でターボ最高!ビルシュタイン最高!4WD最高!ランエボには負けません!みたいな熱いトークばかりで辟易した事があったけれど、こんな営業マンもいることに安心しました(笑)

お目当ての2.0Rも乗ってみたけどなかなかの出来でした。これいいよホント。強いて言えばこのクルマの不満は3つ。

1.
後席の居住空間が現在の他社レベルからすると狭いかなと。。下手するとイストやマーチやビッツより狭いんじゃ?(いや最近のコンパクトカーの後部居住空間おそるべしですからね)
5,6年乗るとうちのピカピカの1年生も中学生になっちゃうから、結構気になります。

2.
インパネまわりがいまいち。トヨタ日産から比べると少々古くさい。うちのカミゴンと見比べてもあまり年代的な違和感がない。

3.
ギヤが4AT。6CVTからの乗り換えじゃ3回で一番上まで行っちゃうのは飽きそうで。。

アテンザみたくマイナーチェンジで5ATにしませんかスバルさん(笑)

エンジンフィールはなかなか良いです。カタログ180psですがカミゴンのSR20VEより気持ちパワフルでトルクの出方も素直。変速ショックもよく抑えられてます。燃費表示から推察するに街乗り実燃費はリッター8程度かな?
これで車体価格250弱、はターボに比べお買い得感が強いなと思いました。上記のマイナスをふまえても、自分にとっては充分検討に値する魅力あるクルマと見ました。

帰り際に殺し文句を言われてしまった。。

「お車すごく綺麗ですね!6年乗られてるとは思えませんヨ~♪」

うぅ・・・それを言われると・・・やばい・・落とされるぅ…

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2005年9月10日 (土)

やっと観ました!「亡国のイージス」

仕事が一瞬谷間になったので、会社帰りに「亡国のイージス」を観に行くことにしました。劇場で映画観るなんて何年ぶり?多分「パールハーバー」以来じゃないかと…。
9時過ぎの上映で若干安くなってラッキー☆ゲート入り口にはかつて自分が担当したプラズマがCM流してるのを見てちょっとご機嫌。

割と小振りな劇場だけど、スピーカーはJBLが左右4発ずつくらいあったかな。
まあ映像と音響についての評価はまた後日。ついそんなところまで分析しちゃうんですよねぇ。

肝心のストーリーは、日本映画もこういうテーマを映画化出来るようになったんだなあという感慨が一番だったかな。自衛隊全面協力の映像はさすがに強烈。一部CGであれ?ってところもあったけれど。

以下は原作・映画ネタバレ全開で。

原作は先月3度目か4度目の読了をしていたので、それを映像とともに頭の中で追っていくという見方だったけれど、これ原作読んでないとこの部分分からないなじゃいの?みたいな部分が結構あったなぁ。。ヨンファが宮津家を訪れるところはお葬式の後って感じがしなかったし、ジョンヒの乗艦、遺品の回収、ヨンファとの関係もちょっと説明不足じゃないかなあと、観ながら原作を知らない人を心配しちゃう自分がいました。あとは行の母の首つり自殺を父親のせいとして父親を殴り殺すところとかも、「なんで?」って感じが観ていてもしました。あと、水中のチューはなくていいでしょう・・交信しあうところは映像だけじゃ説明のしようがない。潜水艦から出撃したDAISのSOFはどうなったんだ?まさか仙石の魚雷で吹っ飛んじゃった?ヨンファの言葉を借りて言うと確か「ダイナマイト漁」のように?ラストは艦長って行の父親だったの?みたいな誤解を受けないだろうか。

筆のエピソードとか、絵にまつわるシーンはまあ良かったかな。自分も大好きな場面。幼少時代の絵画のシーンは数秒では勿体なかった。

んーあとはですね、
沈んだ「うらかぜ」から助かった阿久津艦長がヘリを乗っ取り、撃墜覚悟でいそかぜに接近し宮津に言うセリフ「おれは自衛官の道は踏み外したが、シーマンシップだけは捨てない。救援を求める者がいれば、なにを捨ててでも助けるのが海で生きる者の掟だ。そう教えてくれたのは、部屋長、あんただ」
とか、
Tプラス発射直前に宗像に聞こえた「てめえ一人の力でやれたと思うな!」という、宗像の盾となって空に散った安藤の声
とか、
お墓参りした宮津芳恵が懺悔する渥美にかけた言葉とか。涙腺のゆるむセリフが多いので2時間少々の映画にすべて網羅するのは無理があるのでしょうがないところだけど。。
あと10分15分長くして、枝葉の説明をもう少し加えたらより感情移入してじーんと来たかも。

まあ映画だけ初めて観ればアクションだけでなく政治的な駆け引きのサスペンスもバランス良く楽しめ大作、良作と言えるかな。

ということで、映画だけ観て消化不良な人は是非原作をご一読あれ。
似たようなプロットではハリウッド映画の「ザ・ロック」もオススメ。これのウイルス兵器とグソーはそっくり。今日のイージスでは泣くことはなかったけどザ・ロックは悪役の方にもかなり感情移入出来て善玉悪玉どっちもカッコイイ!と素直に思えた。そして国防のあり方、国家的クライシスについて突っ込んだ映画という意味ではこれまたお気に入りの劇場版機動警察パトレイバー2も忘れちゃいけません。(つーかこういうテーマを93年に既に作っちゃったところが押井守ってすごいなと思う)

あ、でも最後にフォロー。「よく見ろ日本人、これが戦争だ」の中井さん、さすがにかっこいい!!原作はある程度ヨンファにも感情移入出来る部分があるのがいい。

原作は自分としてもとても思い入れのある本なので、言い忘れた事があったらまた書きます。

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