おそるべし8000円DVDプレイヤーの実力
週末待望の?D端子ケーブルを購入、接続をし、ここに来て8000円のDVDプレイヤーがようやく音楽CD再生のみという状態から、本来のDVD再生をこなせる状態になりました。
32D1500の背面のD端子入力はDIGAの出力を受けるのに埋まっているので、これはTVの背面から表に出し、前面入力に刺さっているプレステ2のD入力と適宜入れ替えるようにします。 (D端子セレクターは2万円もするんだもん…)
プレイヤーの音声は既に光接続でAVアンプへ行っていますが、夜間に子供が見ることも考え、一応アナログのLR赤白ケーブルをTV前面まで出しておき、プレステ2音声と入れ替えが出来るようにしました。
さて電源を入れ、メニュー設定をします。
ワイドと設定し、スクイーズ収録ソフトはスクイーズで出せるようにし、D端子の出力もプログレッシブを選んで完了、と。
ちょっとびっくりしたのは、コントラスト、カラーなどの基本画質設定の他に、ガンマカーブなんてなかなかマニアックな機能までついています。
三菱の設計者はこのプレイヤーを使う人の何割がこのあたりのパラメータを使うと予想したでしょうか(笑)考えるとちょっと面白いです。私の予想では5%(笑)。が、とにかくこの価格でそこまでこだわってそういったパラメータを載せてきた設計思想に感服。
さて再生開始。レコーダに比べると停止状態から出画までの時間は半分以下で快適そのもの。そしてその画質は…
「想像をはるかに超えるほど綺麗!!」
でした。DIGAと比べて全く遜色ありません。この画質が8000円で手に入ってしまうなんて…。20万円のS-VHSでLDやBSを録画したものと比べてもお話にならないくらい優秀な画質。いやあびっくり。安物プレーヤでもD接続するとやっぱり全然違うのね。。
やはり色と輝度が分離された伝送のS接続と比べ、その色信号がさらに色差にばらけた状態で伝送され、TV内でクロマのデコーダをすっ飛ばしてダイレクトにRGBプロセッサ部に信号を届けられるD(コンポーネント)接続って優秀なんだな、と。。DVDプレイヤー内部ではコンポーネントで信号を取り出しているわけで、それを1つの色信号として混ぜて伝送し、TV側で再度色差信号にするのは「混ぜる→分ける」という余計な処理をせず色差のまま送るD接続に比べ明らかに不利。
もっと高価なプレーヤーではもっと綺麗なのかもしれませんが、32インチで見る分には自分としては充分ですね。想像以上のポテンシャルに、一番安いのでいいやと買ったプレイヤーへの愛着が倍増してしまいました。
ソフトによりけりな部分ではありますが、画質パラメータとしてはガンマだけ1ステップ上げて、その他のパラメータはフラットのままにしました。基本的に再生機器は極力ありのままの情報を出し、映像の加工はTVでやるべきと思っていますので…
改めて声を大にして言いたいですね。DVDをコンポジットやSでつないでいる人、勿体無い!!D端子でつなぎましょう!(*^-^*)
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